11/2に大千秋楽を迎えました!
東京芸術劇場・名取市文化会館・ロームシアター京都・兵庫県立芸術文化センター・熊本県立劇場・金沢歌劇座・ミューザ川崎シンフォニーホールの全7館による、2024年度・全国共同制作オペラ『ラ・ボエーム』(新制作)は、11/2(土)川崎公演をもって、全8公演を終了いたしました。
本プロジェクトは、9/21(土)東京芸術劇場で開幕したのち、同会場(9/23)、名取(9/29)、京都(10/6)、兵庫(10/12)、熊本(10/19)、金沢(10/26)、川崎(11/2)と、約1カ月半にわたって全国ツアーを開催 いたしました。日本・海外混成による気鋭の若手を中心とする歌手陣に加えて、全国共同制作オペラ・シリーズは各地の合唱団とプロ・オーケストラを起用しているのも特徴で、全国の劇場・音楽堂、芸術団体など が連携し、単館ではなしえない独創的かつ高いレベルのオペラを新演出で制作するプロジェクトとして2009年より継続的に実施しているものです。
今回は指揮の井上道義氏が現役最後のオペラであり、また井上氏が全幅の信頼を寄せる舞踊家・演出家の森山開次氏(演出・振付・美術・衣裳)と5年ぶりにオペラでタッグを組むということで多くの注目を集め、チケットはおかげさまで全8公演が完売御礼となりました。各地では幅広い層の観客が来場し、若い観客の姿も多数見られ、カーテンコールでは満場の熱い拍手とスタンディングオベーションに沸きました。
また会場限定販売のオリジナルグッズも大変ご好評をいただき、売上の一部(355,670円、予定)は能登半島地震の被災地復興支援のため石川県に寄付いたします。ご来場の皆様、ならびにご支援・ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
なお、東京芸術劇場公演(9/23)の模様がNHK-Eテレ「クラシック音楽館」にて年末12/22(日)21:00~23:20に放送される予定です。こちらもぜひご覧ください。